就職活動で必ずあるのが「面接」です。
緊張して頭が真っ白になり「志望動機」や「自己PR」がうまく話せないという方は多いのではないでしょうか。「人前で話すのが苦手」・「うまく話せない」という声もよく聞きます。
実は、面接はうまく話ができるかどうかが重要なのではなく、わかりやすく自分自身を説明できるかがポイントとなります。伝わる話し方の手法として「PREP法」や「SDS法」が挙げられます。
ここでは、シンプルでわかりやすく説明する「SDS法」をご紹介します。
【SDS(エスディーエス)法】
結論から伝え、繰り返すことで強調
SDS法は、もっとも伝えたい「結論」を述べ次にその結論を「詳細」に伝えます。
そして最後に、「結論」をくり返して全体をまとめる文章構成です。
①Summary ・全体の概要・結論
②Details ・詳細な説明
③Summary ・全体の概要・まとめ
例:
面接官「簡単に自己PRお願いします。」と言われたら・・・
①S:結論から伝える
私の強みは、何ごとにも積極的に取り組むことです。
②D:自分がどういう人なのかを説明する
私は食品会社に5年間在籍し、営業事務として各種資料作成や売り上げ管理など携わっておりました。営業担当が外出中は、顧客対応など積極的に取り組んで参りました。
また、請求書や契約書以外にもプレゼン資料作成などTo Doリストを作成し漏れがないよう取り組みました。
その結果、営業担当から「円滑に業務が進められて助かる」とお褒めの言葉をいただいたこともあります。
③S:繰り返すことで強調(まとめ)
私の強みである何事にも積極的に取り組む姿勢を活かし、御社に貢献できる人材になりたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします
結論から話すことのメリット
・物事がシンプルに明確になる
・相手に短時間で必要なことを伝えられる
面接に苦手意識をお持ちの方は、是非SDS法を試してみてください。
埼玉しごとセンターでは、面接対策などキャリアコンサルタントが応募先の企業に合わせて支援いたします。ご利用お待ちしております。
以 上
女性コーナー
キャリアコンサルタント:SN
最終更新日:2022年10月12日