コミュニケーションの4つのタイプ | 埼玉しごとセンター

コミュニケーションの4つのタイプ

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就職活動中、就職後の新しい環境での人間関係について不安を感じている、というご相談も多くあります。特にこれまでに強いストレスを経験した場合や、強烈に苦手なタイプの方がいたという経験があると、どうしても不安を感じやすくなるかと思います。

気になる求人と出会った時に、「応募したいけれど人間関係どういう職場かなぁ、応募どうしよう・・」と迷うこともあるのではないでしょうか。

そんな時は、コミュニケーションの4つのタイプを知ることで、具体的な対応法のヒントが見つかり割り切ることができ、必要以上に不安にならなくなるかもしれません。少しでも就職活動中の思考の転換に役立てていただければと思います。

■コミュニケーションの4つのタイプ

今回ご紹介しますのは、コミュニケーションスタイルを組織行動学や臨床心理学をベースに4タイプに分類したものになります。それぞれの特徴とコミュニケーションのコツをご紹介したいと思います。

タイプ1:コントローラー

<特徴>

結果を重視し合理的に判断、自分で決断するタイプ。
人の気持ちというよりデータや事例を重視する。
リーダーシップをとることを好む。

<このタイプの方とのコミュニケーションのコツ>

単刀直入に話す。
結論から話し要点を伝える。根拠を伝える。
何かを知りたい時は、質問というより「〇〇について教えてほしい」と伝える。

 

タイプ2:プロモーター

<特徴>

人に影響を与えることが好きで、注目されることを好む。
アイディアが豊富で楽しいことが好き。
エネルギッシュ。

<このタイプの方とのコミュニケーションのコツ>

聞き上手になる。
明確にリアクションを返す。
自由に話をしてもらう。

 

タイプ3:サポーター

<特徴>

調和を重んじ、人の気持ちを理解しようとする。
自己主張は少なめ。
気配り上手。

<このタイプの方とのコミュニケーションのコツ>

圧力をかけすぎない。
Noと言ってもよい、ということを伝える。
役に立ちたい気持ちが強いので、助かっていることを言葉で伝える。

 

タイプ4:アナライザー

<特徴>

客観的に物事を分析し、冷静に行動し慎重。
正確に物事をコツコツと進める。
人とあまり会話をしなくてもそれほど苦にならない。

<このタイプの方とのコミュニケーションのコツ>

データを示す。
目的やプロセスなど論理的に考えやすいように伝える。
表現が少なくても見守る。

 

いかがでしょうか?
完全に4つのタイプに分けることはできないかもしれませんが、自分に近い傾向のタイプは見つかりましたか?なかには苦手と感じるタイプもあったかもしれません。

人間関係で重要なことは、自分を知り相手を知ること。

相手を理解することで、コミュニケーションをとる際に意識するようになり、その方への感じ方も変わるかもしれません。また、タイプと割り切ると気持ちが楽になることもあるかと思います。コミュニケーションのコツを参考に、関わり方を工夫してみてはいかがでしょうか。

お互いの個性を尊重しながら、完璧でなくてもある程度気持ちよく関わり合いながら仕事ができると良いですよね。ぜひ応募してみて、その先の新たな活躍の場を見つけられることを願っています。

以上

女性コーナーキャリアコンサルタントI

最終更新日:2022年03月11日