公務員受験インタビュー「地方自治体 行政職 入職4年目 Hさんの場合」 | 埼玉しごとセンター

公務員受験インタビュー「地方自治体 行政職 入職4年目 Hさんの場合」

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インタビューを連想させる1本のスタンドマイク

多くの公務員志望の方が埼玉しごとセンターを利用しています。実際のところ、公務員とはどういうお仕事なのか、皆さんも知りたいと思いますので、地方自治体職員の方にお話を伺いました。

公務員を志された理由を教えてください

私は長子として生まれ、誰かの面倒を見ることが当たり前の環境で育ったからか、人の為に何かをすることが好きでした。また、私は人の為に何かをすることが、まわりまわって自分に返ってくると思っています。

そのため、公務員となって自分が生まれたところを良くすることは、人の為になり、なおかつ自分の為にもなると感じています。そういったところが自分に合っているように感じました。

自分が生まれたところが、自治体の魅力度ランキングなどで上位にランクしていなかったこともあり、自分が生まれ育ったところにはいろいろな魅力があるということを知ってほしかったというのも志望理由の一つです。

専門職ではなく行政職を希望したのは、色々な問題に対して多角的なアプローチができ、様々な仕事が経験できるところに魅力感じたからです。

実際に働き始めた時の印象は?

いい意味で思っていたのとは違いましたね。当初は、各機関との連絡調整業務で板挟みになるかもしれないと考えていました。しかし実際にやってみると、苦労はするものの調整後に感謝の言葉をもらうなど、充実した仕事ができたように思います。行政職ということで、事務仕事などの裏方作業が多い印象があり、住民の声が直接届くことは少ないと思っていましたが、とある事業の終了後に感謝の手紙を頂くなど思わぬ形で自分の仕事に対する反応があり励みになりました。

各機関のトップとのやり取りなどもあり、仕事に対して裁量も与えられているため、とてもやりがいがあります。3年前後で部署の異動があるため、慣れるまでは苦労しますが、自分の成長を実感することができます。異動に際しては、希望の部署などを聞き取る場も用意されていますが、意外な場所に配属になった時がまた面白く、新しい知識を吸収するチャンスだと思っています。

職場の雰囲気も良く、周りの方から学ぶことも多いです。新人にはメンター制度も用意されており、安心して仕事に取り組むことができます。仕事を始める前は職場の人間関係に不安を覚えたりもしましたが、とてもいい環境で仕事ができていますね。

仕事をする上で大事にしていることは?

当たり前のことではありますが、相手が不快にならないように、言葉遣いや対応に気を遣っています。公務員という仕事の性質上、公正性や誠実さといった言葉も意識して仕事にあたっています。

また事業によっては大きな金額を扱うこともありますし、個人情報などを扱うこともあるため、注意や確認を怠らず、常に丁寧な仕事を心掛けています。

事務職のため、書類を作成する機会は多いですが、間違いのないように見直しをすることも重要だと思いますね。

試験対策はどうされていましたか?

公務員試験は出題範囲が広いため、柔軟にいろいろな知識を吸収する能力が求められていると思います。私の場合は過去問を繰り返し解くことによって出題傾向を掴み、重点的に勉強するところを決めていました。4~5年分の過去問を5回ほどこなし、自分が受けない自治体であっても、似た問題があれば精度を上げるために解くようにしていました。

一日の学習時間は12時間から14時間ほどだったため、自由時間が少ないことが辛かったです。試験に合格した後のことを考え、乗り切りました。なんとか一回で合格できましたが、もし落ちていたら翌年に再受験するつもりで臨んでいました。

面接対策はどうしましたか?

志望動機や配属後にどのような仕事をしたいかなどは相当具体化して詰めました。「なぜ民間ではないのか」、「なぜこの自治体を選んだのか」といった質問をはじめ、過去の質問例を題材に自問自答したり、試験官側がどう感じるかといった客観視点を交えたりしつつ、言語化に努めました。それによって自分の中にあった漠然とした思いが徐々に形になっていき、揺るぎない自信に繋がりました。

今後の夢は?

新規事業の立ち上げに携わってみたいです。新規事業とは、今まで自治体の施策として存在しておらず、緊急に必要なもの、もしくは既存の施策に新しい観点やアプローチを加えたものだと私は考えています。それに携わることによって、地域に新しい風を入れ、自分の住んでいるところを良くする一翼を担えたらと思っています。

埼玉しごとセンター「公務員試験対策」のご紹介

埼玉しごとセンターの公務員試験対策は、画一的ではなく、受験する皆さん一人一人に合わせた支援をしていることが特徴です。地方自治体行政職から国家公務員、専門職など様々な公務員対策をしてきました。そこで得たノウハウの蓄積があります。受験生の方はどちらかというと筆記試験準備に傾きがちですが、どの省庁、自治体も採用において、人物重視をしています。応募書類や面接対策をしっかりし、自信をもって臨みましょう。埼玉しごとセンターでは夢に向かって頑張るあなたを応援します。

最終更新日:2021年03月30日

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