一歩を踏み出す | 埼玉しごとセンター

一歩を踏み出す

ドローンの趣味を活かして仕事に就かれた方、米作りのグループ活動から発展して地域おこしの町の職員に就かれた方。人は一人ひとり思いが異なります。こういうことをやりたい、と思うことが大事だとおもいます。定年を迎えられて、さて何をしようか、と思われる方も多いと思います。すんなりとやりたい仕事が決まればいいのですが、決まらない方もいます。

決まらない場合の提案です。その時には、埼玉しごとセンターにお出でください。そして、相談コーナーをご利用ください。一人で考えても、堂々巡りになって考えがなかなかまとまりません。誰か人に話すことによって、だんだんと頭の中が整理され自分の考えが纏まってくると思います。

何人かの方が、相談に来られて、少しずつ頭の中を整理されて,今自分がやることを決められました。置かれている状況によっても変わるし、価値観、興味によっても変わります。

話すことが大事だと思っています。相談員でなくても、身近な方と話されてもよいでしょう。そんな方がいない方は相談員をご利用されてはどうでしょう。

これから先の人生を考えたり、離職して何もしていないので健康に良くないと思いながら過ごしていることを話したりするだけでもいいのです。人に思ったことを話してアドバイスを期待するのではなく、人に思ったことを聴いてもらうことで、自分の考えていることに気付くのだと思います。

話に来られて、相談が終わった後に、しばらくセンター内に滞在して帰宅される方がおられました。何をされているのか、わかりませんでした。何回か面談をした時でした。ご自分から話をされました。話をしたことを整理して残しておかないと後で思い出せない。それで、面談をした後に、ノートに話の内容をまとめて残しています、とのことでした。長い間やってこられた仕事が景気の変動で急に会社が倒産になり、もうあと少しで定年というところで離職されました。残念だったと思います。これからどうするか、準備する時間もなく、会社が倒産し、部下の方の就職に奔走され、自分の就職には手が回らなかったということです。やっと自分のことに時間が割けるようになり、先輩から聞いて、ここに来ました、とのことです。一週間に一度のペースで来られたと思います。これまで、どんなことをやってこられたのか、どうして離職前の仕事を選んだのか。良かったこと、悪かったこと。これからの希望。したいこと、公私ともに話されました。

雇用保険の受給が終わるころ、結論をだされました。先輩の世話になることに決断されました。決断したからといって就職が決まった訳ではありません。先輩の紹介で、先輩の会社の就職試験を受けることに決めたということです。就職試験に必要な書類(履歴書・職務経歴書・添え状)を準備し、面接の準備をしっかりされました。きちんと試験を受けて入りたいとの考えで応募し、通常の試験を受けて合格されました。

埼玉しごとセンターの相談員は担当制です。最初に相談に応じた相談員がその後もずっと同じ相談員が相談に応じます。何回利用されても構いません。どうぞ一歩を踏み出してください。

 

ミドル・シニアコーナーキャリアコンサルタント
安永直美

最終更新日:2022年02月24日

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