埼玉しごとセンタートップ面接で説得力をもって話す
就職活動において、「説得力をもって話す」時は、結論を先に持ってきて話すことが大切だと言われています。そうすることで伝えたいことが素早く相手に伝わるからです。
面接の多くの場合、短い時間で、面接官はその人を知る必要があるからです。(1次、2次と受かっていたとしても長い面接で20分から30分くらいのことが多い)
日々面接対策をしていて、何が言いたいのかわからない文章構成の方がいらっしゃいます。多くの場合、最後に結論が来て「あー、これが言いたかったのですね」と、ようやく納得することも多くあります。
Ⅰ.話の構成
話の構成の仕方には、PRE`法やSDS法などいくつかあります。
就職面接でつかわれることの多いPREP法・SDS法については、
① PREP法
- 結論(Point)・・・主張したいことを先に伝えることで、話し手の意図を理解してもらう。
- 理由(Reason)・・・なぜならば・・・理由
- 具体例(Example)・・・具体的には・・・エピソード 理由と具体例を話すことで、面接官は最初に話した結論に繋がることが理解できます。
- 結論(Point)・・・最初に伝えた結論を少し違った言い方で話すことで、再度主張したいことを印象付けることができます。
② SDS法
- 全体の概要(Summary)・・・伝えたいポイントを話す。
- 詳細の説明(Details)・・・内容を具体的に話す。
- 最後に全体まとめ(Summery)・・・最後に全体を改めてまとめる。
Ⅱ.話の長さ
面接官は、1つ1つの質問についての答えがあまり長いと、「質問のポイントが理解できていない」もしくは「長すぎて途中で興味がなくなってしまう」などの反応が起きるかもしれません。
① そこで多くの場合質問される「志望動機」「自己PR」などに関しても30秒。1分、2分バージョンを用意しておかれるのも1つの方法と考えられます。
- 30秒・・・話のポイント
- 1分・・・多く使われる
- 2分・・・詳細に話すとき
② 1分間に約300文字のスピード
相手に伝わりやすい話のスピードと言われています。1度この速度を経験してみましょう。
面接で話すときの構成の仕方、時間的な長さについて考える必要があります。
面接官に対しても、常に謙虚さを忘れず、熱意を込めて話していきましょう。
是非、埼玉しごとセンターで面接練習をして面接力を磨いていきましょう。
若者コーナー
キャリアコンサルタント M
最終更新日:2021年07月27日