セカンドキャリア&リカレント「学び直し」 | 埼玉しごとセンター

セカンドキャリア&リカレント「学び直し」

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1⃣要点(Point)

 セカンドキャリアとは、第二のキャリアをスタート。人生における「第二の職業」を指します。近年ではライフステージにかかわらず、将来を見据えた転職やキャリアアップを指す言葉として使われています。セカンドキャリアを成功に導くためには次のような点がポイントとなるかと思います

  • 将来のあなたの「夢」から逆算して現在の自分にかけているものを見つけ出し、それを補うための創造(創り出すこと)、想像(思い描くことではありません。)
  • 資格の取得:国家資格を取得するためには1,200時間以上が必要と言われています。毎日3時間続けても1年以上かかるということかと思います。それだけあなたが積み上げた知識は、後日必ず役に立つことでしょう。
  • 自己分析:過去の自分の棚卸しと考えてください。
  • 学び、経験の量を増やすこと:日々スキルや実績をアップデート
  • 時代の変化に追いつく:アフターコロナ禍では「ニューノーマル」、「新しい生活様式」などと言われていますが、その実態は「変革」だと思います。あなたの変革は何だったのでしょうか、自身に訪ねてください。

 

2⃣理由(Reason)

  • 最近では、リスキリング(学び直し)が「リスキリング支援事業」として各自治体におきましても盛んにその機会を提供しています。
  • 現内閣発足時に「人への投資」に「5年で1兆円」を投入する方針が打ち出され成長産業への円滑な労働移動を主なテーマとしています。
  • 経産省「経済産業省」、厚労省「厚生労働省」、文科省「文部科学省」などでも活発にリスキリング事業が推進されています。

(情報提供:キャリアカウンセリング協会)

 

3⃣具体例(Example)

 以前にNHKのドキュメント放送でリカレント(学び直し)に関するプログラムをテレビで見る機会があり、ドイツでのリカレントの状況を取材したものでした。

  • 製造メーカの50代、男性、ラインスタッフがITの学び直し支援事業に参加し、プログラミングを勉強し、IT企業への転職を成功させたという内容でした。

 

4⃣結論(Point-Conclusion)

 皆さんは、リスキリング、リカレント教育、生涯学習、その内容はどのように違うのでしょうか、少しここで整理したいと思います。

   リスキリング :企業主導で新たな業務・業種・職種に就くために必要なスキルの
           習得をすることを目的としている。

   リカレント教育:個人主導で社会人になってからの学び直しや新しい学びを行うこと
           を指します。

   生 涯 学 習:一生涯にわたり学びや学習の活動を続けていくことを指します。

 

  このような学び直しの機会が多く準備されております。自分のキャリアは会社におんぶにだっこではなく、自分自身で築き上げることができます。会社に対する忠誠心は無用だと考えます。何ができて、何ができないか。できないことは挑戦して何とか自分のものにしたいものです。

若者コーナーキャリアコンサルタント I・S

 

 

 

 

最終更新日:2024年08月01日