自分にとっての「コミュニケーションスタイル」を見つけよう | 埼玉しごとセンター

自分にとっての「コミュニケーションスタイル」を見つけよう

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比較する女性

新卒の方を中心に履歴書にコミュニケーションが得意ですと記載される方が沢山います。みんなが得意で、もはや使い古された感もぬぐえないコミュニケーション能力をどうアピールするか、一緒に考えてみませんか。

コミュニケーションは「話すこと」だけではない

実はコミュニケーションには色々な種類があります。10人いれば10人とも違うくらいです。あなたは相手との関係をどう構築しますか。話を聞くのが上手い人もいれば、雑談知識が豊富で人を引き付ける話し方をする人もいます。大勢の前で話すことが得意な人もいれば、一対一でのコミュニケーションが得意な人もいます。人と仲良くなるのが得意、話すことが得意なのだけがコミュニケーションの上手い人というわけではないのです。まずはあなたの人との関係の作り方、コミュニケーションのスタイルを見直してみましょう。

あなたが応募する企業が求めている人材はどんな人?

次に企業が求める人材はどんな人なのか、確認してみましょう。例えば同じ商社でも社風が異なります。伝統を大事にする企業もあれば、革新的な経営を目指していることもあります。それにより企業が求めるコミュニケーションも異なります。前者はこれまで培ってきたご縁を大事にするでしょうし、後者は新規開拓をし、新しい人脈をどんどん築いていくことでしょう。そうなると基本的な営業のスタイルも変わり、コミュニケーションのスタイルも変わるのです。

営業希望だけど話が下手…さあどうする?

以前、埼玉しごとセンターにお越しいただいた方の中には、「営業をしたいけど、物が売れる気がしない」とおっしゃってきた方もいらっしゃいました。ならばどうして営業を志望するのか、よくよく聞いてみると、「自分はガンガン新規開拓をしていく性格ではない。どちらかというと目の前にいる人とじっくり関係を築いていくタイプ。みんなが取ってきた顧客を大切にしてずっとつなぎ留めていく自信はある」というのです。それなら大丈夫。こういう方は先ほどの例にも出てきた伝統的な企業ではもちろん、革新的な経営をする企業でもまた新しく開拓した顧客をこれから定着させていくための後方支援ができるでしょう。そこを訴えていけばいいのです。

自分のコミュニケーションスタイルに自信を持ちましょう

自分のコミュニケーションスタイル、見つかりましたか。確認した自分のコミュニケーションスタイルには自信を持ちましょう。もちろん企業の社風により求められている人材は異なります。そこを見極めて応募していくことはもちろん大切ですが、たとえ少し異なるスタイルであったとしても、自分はどうその企業に貢献できるのかということが明確で言語化できれば相手には伝わるし、選考して頂けるでしょう。それでも選ばれなかったときは企業が今、求めている人材ではなかったというだけのこと。自分を否定されているわけではありません。自信をもってアピールしていきましょう。

最終更新日:2021年03月30日