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キャリアチェンジに向かって

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20代、30代の若い皆さんの就職・転職活動の支援業務に携わっている中で、今までの職種から別の職種に変わりたいと相談に来る方は比較的多くおられます。「キャリアチェンジ」と呼ばれているものです。

4月と5月の2ケ月で対応させていただいた方のうち、13名の方たちの就職・転職が決定しました。10名の方は転職者でしたが、半数にあたる5名の方はこれまでの職種とは異なる職種(キャリアチェンジ)に就きました。
転職者はいずれも正社員で次の通りです。
営業職→事務職2名、事務職→接客販売職1名、接客販売職→事務職1名、専門職→営業職1名

学校を卒業してから就いた職業に何年か従事してきたが、自分には合わないという気持ちが徐々に強くなり、職場環境が悪い点も加わって退職し、改めて今後進む道を考えたとき、異なる分野にチャレンジしようと転職活動に取り組んだ人たちです。未経験であっても20代、30代の若い人で意欲、熱意さえあればOKという求人企業は沢山あります。

このような方たちと一緒にキャリアコンサルティングの場で力を入れて取り組んだのは職務経歴書の内容です。なぜなら、正社員求人は書類選考からが多いので、職務経歴書が重要になるからです。

まず始めは前職の退職理由を事実ベース、正直ベースで記述すること。次に未経験職種にチャレンジしたい理由は何か、その職種に前職の経験の中で活かせるものは何か、最後に将来に向けてのアピールとビジョン。

このように取り組んでも、書類選考に通らない企業もありますが、前向きな気持ちで面接対策にも力を入れて進んだことが評価され、期待して採用してくださる企業に巡り合い、キャリアチェンジに成功することができています。

最近のケースを紹介しましたが、若い皆さんの場合は仕事についてもこれからです。もし新しい仕事の世界にチャレンジしようと思えば恐れず、扉をたたいてみては如何でしょう。

キャリアコンサルタント K

最終更新日:2023年11月17日