再就職で成功する人とは・・ | 埼玉しごとセンター

再就職で成功する人とは・・

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50代と思われるスーツ姿の男性

再就職を検討している方のなかには、「なかなか内定がもらえず長引いたらどうしよう」「希望の仕事に就けなかったらどうしよう」と悩んでいる方も多いかもしれません。ですが、心掛けや工夫一つで、再就職活動の突破口が見えることもあります。

 自分の強みと適性を理解している

再就職は何よりもまず、「自己分析」から始まります。自分の強みと適性を正しく理解出来ていなければ、応募企業に対して応募書類や面接で何をアピールすべきか迷ってしまうからです。

まずは自分の経歴・スキル・資格を紙に書きだし、経験の棚卸しをしてみてください。

意識すべきこと

客観的な視点と広い視野で

  市場で自分にはどのような強みがあるのか

  ほかの応募者にない自分だけの強みは何か

スキルの洗い出し

テクニカルスキル(特定の職種で活かせる専門的な知識・スキル)

  例えば「伝票処理から月次決算まで、ひと通り経理業務がこなせる」業務範囲がわか
  るように整理する。

ポータブルスキル(どの業界・職種でも活かせる汎用的な能力)

   例えば    「打ち合わせの際に、自分の意見を伝えられる:発信力」

          「企業理念やビジョンに立ち返って業務を遂行できる:規律性」

         課題解決力:情報収集力:コミュニケーション力 など、シチュエーシ
                                    ョンに合わせて考える。

   自分の強みを言語化する→応募書類・面接で言葉が出てきやすくなる。

 

優先順位が整理できている

キャリア選択において「譲れない部分」を明確にしておくと、逆に妥協すべき点もわかり、進むべき道も決まりやすくなる。

優先順位を決める際に役に立つフレームワーク

    ・「Will」自分のしたいこと→自分の夢や好きなことに挑戦したいのか

    ・「Can」出来ること→自分の強みをのばすのか

    ・「Must」他人・社会から期待されること→家族や社会から求められる役割をは
                    たすのか

 この点を意識してみると、企業選びの軸も見つけやすくなります。

 

 企業目線で考えられる

 再就職にありがちな失敗が、企業の求めていない強みばかりをアピールしてしまうことです。アピールの仕方次第でチャンスを逃してしまうことも少なくありません。まず採用側の“企業”の目線で「今どのような人材を採用したいか・採用すべきなのか」考えるようにしましょう。企業の「需要」を知ることです。

 

「退職の理由」を明確に答えられる

退職理由を聞かれたら「ポジティブに転換して伝える」「前職での学びを今回の仕事にどう活かせるのかを伝える」を心掛ける。退職理由と今回の志望理由、今後のキャリアに一貫性があると、より納得度の高いアピールになるので意識してみてください。

 

まとめ

再就職を成功させるためには自分の「強み」と「譲れないこと」を正しく理解することが第一歩です。キャリアコンサルタントから客観的なアドバイスをもらうことも安心感につながるでしょう。

ミドル・シニアコーナー
キャリアコンサルタント:北村桂子

最終更新日:2021年10月18日