古くから応募書類には「趣味・特技」の欄があり、面接の場においても聞かれることが多くあります。ではどうして就職活動や仕事の現場で「趣味・特技」が必要なのでしょう。
すごく高尚な趣味をお持ちの方、類い稀な特技のある方を採用したい?いえいえそんなことはありません。設問や質問の意味の一つには『ON・OFF』の切り替えのスイッチをお持ちなのかなというのがあります。
どのような仕事であっても少なからずプレッシャーやストレスを抱えるものです。OFFである休日に楽しみにしていること・継続的にやっていることでプレッシャーやストレスの消化・発散になれるものをお持ちなのか知りたいのです。ONの状態のままで入れっぱなしではいつかオーバーヒートしてしまいますからね。
応募書類の「趣味・特技」の欄に記入の際には、サッカー。旅行。といった単語で記入するのではなく文章にしましょう。どのようなチームでどれくらいの頻度でポジションはどこで何年ぐらい等記入欄のマスの中でしっかり文章で伝えましょう。また趣味・特技と書かれているからといってそれぞれ1つずつ書く必要もありません。どちらか一つでも結構です。
知りたいのは『ON・OFF』の切り替えのスイッチをご自身でお持ちなのか?お休みに仕事以外に自分をリフレッシュ・リセット・リスタートできる自己管理能力を知りたいという思いもあります。働く人たちのメンタルヘルスも企業、事業社の大きな責任でもあります。
趣味や特技のクオリティの高さではなくご自身の楽しみや好きなこと豊かな気持ちになれることを伝えてください。
自分らしく、ご自身の特性の活かせる企業への就職が果たせるようセンターのコンサルタントもバックアップしてまいります。
若者コーナー
キャリアコンサルタントHK
最終更新日:2022年03月28日