『資格・スキルはどこまで応募書類に記載すれば』
就労支援の現場で応募書類作成時によく聞かれます。
結論から申しますと
・すべて記載する必要はありません。
・今回応募職種に関係のあるものだけでもよいです。
・上位資格をお持ちであれば下位資格は省略しても可。
(例)簿記2級と簿記3級等
それよりも求人票に「あれば尚可や歓迎資格」といった表記で記載され、まだ取得はしていないけれど取得に向けて取り組んでいる。もしくは取得しようかなと考えている段階であったとしても「資格取得に向け勉強中」と記載してください。現在進行形はとても重要なことです。採用担当者は資格の数や何の資格をお持ちなのかよりもどうしてその資格を取ったのかまた取ろうとしているのかの方に興味があります。募集職種に合わせた書類作成が求められます。
次に、冒頭の『今回応募職種に関係のあるものだけでもよいです。』と矛盾するかと思われますが、情報系や画像処理系の資格およびスキルに関しては募集職種の種類にかかわらずに記入しておくことをお勧めいたします。
(例) ITパスポート・情報処理技術者・illustrator・Photoshop・インデザイン等々
なぜなら事業規模の大小を問わず、企業・事業所の多くがデジタル戦略を試行している状況です。デジタル戦略とまでいかなくてもビジネスモデルの変更や新たなシステムの導入等があります。コロナ禍を経て、その傾向は加速されています。IT職やデザイン職ではない事務職・販売職・営業職・サービス職においても上記に挙げた資格やスキルは採用のチャンスを広げると共に就労後の業務の幅を拡げることにもなります。
応募書類作成時の参考になれば幸いです。
自分らしく、ご自身の特性の活かせる企業への就職が果たせるよう、
埼玉しごとセンターのコンサルタントもバックアップしてまいります。
若者コーナー キャリアコンサルタント HK
最終更新日:2023年02月28日