“相談”を活用する力をもつことが働くことのポイント ~第4回 相談のデメリット…~ | 埼玉しごとセンター

“相談”を活用する力をもつことが働くことのポイント ~第4回 相談のデメリット…~

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働く上で相談することのメリットについてのコラムを4回シリーズでお送りしています。

第1回目のコラムはこちら

第2回目のコラムはこちら

第3回目のコラムはこちら

 

さて、最後にネガティブな話も聞いてください。

相談を受けるにあたって、そして就活をうまく進めるためにも重要な事柄です。

 

答えをもらえる場所ではない

就活や就労は、あなた自身がこれからおこなっていくことです。そのため、最終決定はあなたがしてください。そのため、「あなたはこの仕事に就きなさい」とか「この仕事はあなたには向きません」なんてことはお伝え出来ないのです。

もちろん、相談の際にはヒントや参考になる話、本人の性格を考慮しながら、「これはどうだろうか」なんて行先について考えたり、提案したりすることはします。それから、一緒に考えたことがうまくいかなくても、またうまくいくまで一緒に考えていきます。

 

人と人の関係なので、相性の合わない相手も稀にいる

当所では、あなたの意思や希望を尊重して、現実や社会情勢も合わせながら話を進めます。ですが、やはり人と人との関係上、理由はわからないが、この人にはうまく話せない、ということもあるかもしれません。埼玉しごとセンターでは、担当制といって同じコンサルタントがあなたの話を聞いていきます。しかし何回か話をする中で、万が一、この人とはうまく相談できないと思ったら、そのことについて相談してください。あなたにとってよりベターな方法をまたそこで考えたいと思います。

 

“相談”を活用する力をもつことが働くことのポイント

最後に、相談の価値、効果についてのまとめです。

① 一人で抱えるより、複数の意見を聞くことが、問題の解決につながる

② 相談することそのものがストレス発散、不安緩和につながる

 

相談することは、よりよい生き方にもつながります。途中にも書きましたが、ストレス対処法の一つとして確立もされていますし、臨床心理士としてもおすすめをします。というより、相談することを忘れずに活用してください。

 

最後に、埼玉しごとセンターでは、「はたらくこと」の中で小さなことでも、気になることがありましたら、ご相談に乗ります。あなたのこれからの人生や、「はたらくこと」、不安なこと、悩んでいることについて、一緒に考えていきましょう。お待ちしております。

 

文責:埼玉しごとセンター 心理相談担当 

臨床心理士および公認心理師より

 

最終更新日:2021年03月30日

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