求人票にはヒントがたくさん隠れている!
女性コーナーでは、自分のやりたいことや方向性が決まっていない方からのご相談は多いです。
- 自分に向いているものがわからない。何がしたいかわからない。
- 方向性が決まっていないので就職活動がすすめられない。
- 雇用形態を決めてないから就職活動がすすめられない。
- 興味がある業種がわからない。
- 何も資格がないから就職活動がはじめられない。
そんなとき、興味があることはわからなくても「就きたくない仕事は?」と声をかけると「営業は無理」「接客はだめ」「車の運転はできない」「残業多いのは嫌」「座っている仕事は嫌」など答えが返ってきます。
1週間ぐらいは「ハローワークインターネットサービス」などを利用して、あきらかに「就きたくない」と感じる職種以外の求人票に目を通します。
期間を限定し、「焦らず」「ゆったり」とした気持ちで求人票を見るのです。(これがポイントです)
- この仕事面白そう
- 自宅近くにこんな会社があった
- 同じ職種でも会社によって仕事内容が様々
- この「仕事内容」・「条件」なら働けるかも
- この資格をとれば採用されそう
など少し「わくわく」しながら見るのもいいですね。
仕事を探そうではなく、なんとなくどんな求人があるのか(あくまでも期間を限定してですが・・・)
少し気持ちを楽にして求人票を見るとそこには方向性を決めるヒントがたくさん隠れています。
気になった求人票を整理し、共通する「キーワード」があればそれが方向性を決める大きなヒントになります。
また、必要な資格があれば職業訓練校に通ってから活動することもいいかもしれません。
それとは別に、「自己理解」を深めることも大切です。
まずは、今までの「経験」「スキル」を書き出してみましょう。
これは、当たり前だと思っても他の人にはどうかわかりません。当たり前のことが応募先企業の求めていることかもしれません。仕事以外も経験になります。
例えば、自治会やPTAの役員なども含まれます。
そんなことをしているうちに、自分の向き不向きが自然と見えてきます。
そして、何気なくピックアップした求人票と照らし合わせてください。
少しずつですが、「方向性」や「やりたいこと」「向いている」ことが具体的になってきます。
ひとりで難しいようであれば、キャリアコンサルトに相談してみるのもひとつの手です。
まずは、求人票を見るところからはじめてみてはいかがでしょうか。
そして自分の「経験」「スキル」を書き出してみましょう。
きっと何かヒントが隠れているはずです。さぁできるところからはじめてみましょう。
女性コーナー
キャリアコンサルタント N
最終更新日:2021年07月28日