女性の再就職「ブランクが長い人」が応募できる求人は?
久しぶりの就職活動…働けるのか不安に思う方も沢山いらっしゃると思います。でも大丈夫です。私たちと一緒に探していきましょう。
社会との接点を持とう
働くことは生活のために賃金を頂くほか、自分の居場所を作ることでもあり、世の中を生きていくための基準や価値などあなたの物事の見方や判断力をつくる大事な経験になります。あなたが継続しながら社会と接点を持ち続けることが、仕事にも家庭にも子育てにもよい影響をもたらし、自分自身の成長にもつながります。
就職活動はその第一歩。自分が自律して生きていくための大切な経験です。
今、働ける環境や状態は整っていますか?
働くにあたり、家族の理解や家庭環境は整っていますか。家庭のために働くにしても家族が犠牲になるのであれば長く続けることはできません。今のあなたの現状に即した新しい働き方を選びましょう。
また、働く自分の心構えはできていますか。子育てや介護は社会全体で担うものですが、自分の都合だけを優先して働くのではなく、周囲の理解が得られるよう自分自身も周囲に働きかけ貢献していくことが大切です。
自分自身をよく知りましょう!
まずは、なりたい自分を想像してみましょう。1年後、3年後どうなっていたいですか。なりたい自分をイメージして自分らしい働き方を考えてみましょう。
次に何を重視して仕事を選びますか。働くということはあなたの人生の中の大きな要素ですが、それ以外にもプライベートは生活があります。何にポイントを置くかによって将来のライフプランは様々ですし、どのような仕事にするか、働き方が決まってきます。
最後に、これまでの生活で培ってきたものは何ですか。あなたのこれまでの経験がこれから仕事をしていく基盤になります。できること、やってきたこと、足りないこと、挑戦してみたいことなど自分の経験の棚卸をしてみましょう。
たとえばこんな働き方があります。
これまで沢山の女性が当施設の女性コーナーを利用し、新しい生き方を見つけてこられました。
たとえば、事務職で復帰をお考えの方、公務はいかがですか。公務事務は数ある事務の中でも様式が決まっているものが多く、チームで仕事をするので補助的な役割を担います。ブランクのある方や事務経験が少ない方にも安心して取り組むことができます。また比較的定時で終わり、急な休みにも周囲の理解があるなど、労働環境が整っています。有期雇用であることも活かし、ここをステップに次に進みましょう。
販売職をやってきた方は、不規則な時間帯の販売そのものではなく、接客や対人関係スキルや業界経験を活かした事務など関連職種へも目を向けてみましょう。販売職という現場経験を活かし、人事・教育担当として復帰された方もいます。
専門職に従事されてきた方も生活に重点を置いた働き方ができます。例えば管理栄養士の方が保育園の調理補助の仕事を得て自らが持つ知識を活かしているケースもあります。
職種というより、少しだけ社会に出て働きたい、この日だけ働きたいなど時間重視の方や働く経験そのものをしたいという方もいらっしゃるでしょう。意外なところでいうと、倉庫内ピッキングなどの仕事も女性が働きやすい職場でお勧めです。その現場で培った「チームに貢献できる仕事力」はその後も高く評価され、さらなるステップアップを遂げた方もいらっしゃいます。
埼玉しごとセンターでは働くあなたを全面的にバックアップします。
まずは女性コーナーキャリアコンサルタントに相談して下さい。方向性を決め、マザーズコーナーと連携を図りながら具体的な求人を探し、準備していきましょう。
また、復帰にあたり、環境整備が一番大切です。お困りのことがあれば、生活・住宅総合相談コーナーの社会福祉士に相談し、生活状況や介護状況に合わせて必要なサポートを受けましょう。
最後になりましたが、女性コーナーには就活応援セミナーがあります。これから就職活動を始めるあなたには「女性のための再就職準備セミナー」がお勧め。まずはここから就職活動、始めてみませんか。
最終更新日:2021年03月30日