就職活動をしたことがない。どうすればよいのか | 埼玉しごとセンター

就職活動をしたことがない。どうすればよいのか

埼玉しごとセンタートップ就職活動をしたことがない。どうすればよいのか

ご来所下さった方とお話しさせていただいていると、「就活を全くしたことがない。一体どうすればよいのか」「就活の仕方自体がわからない。そういう機会がなかったから…」といった声を頂くことがあります。確かに、学生時代にあまり就活をせずに既卒となった方や、学生時代のアルバイトを続けているフリーターの方、事情があり学校を離れた方などの場合は、アルバイトの面接を受けたりしたことはあっても”ちゃんとした”就職活動をしていないという思いがありますよね。また、「紹介で入社しているから就職活動をしたことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、学校を離れた後の「一般的な就職活動」についての一例をお伝えします。就活を経験された方も是非確認の意味でお読みください。
(尚、現在大学生、高校生の方などの場合、活動の流れは大まかには同じですが、少し方法が異なります)

・就職活動の流れとは?

就職活動の流れは、大きく「準備期間」と「活動期間」に分かれます。いきなり「求人を探して試験を受ける」という方も見受けられますが、急がねばならない場合やどんな仕事をしたいかをはっきりさせたうえで応募準備ができている場合を除いては、ある程度の準備期間をとりたいところです。ステップは5つ。
① 自己分析・仕事研究
② 応募書類の準備
③ 採用面接に関する準備
④応募活動
④ 内定・就職
このステップに沿って、簡単にご説明いたします。

① 自己分析・仕事研究 

あなたはどのような仕事を望んでいますか?仕事は生活に大きな影響を与えるので、これは同時にどんな生活を望むのか、ということでもあります。自分にとっての良いキャリアとはどんなものかを考えていきましょう。そのためには自分を知るには自己分析、そして仕事を知るには仕事研究が欠かせません。 そして今後の方向性を考え、希望する職種・業種や条件をはっきりさせていきましょう。また自己分析は自己PRを作るもとにもなります。

② 応募書類の準備

自分を表現する書類を作ります。履歴書、職務経歴書、添え状といった書類です。働いた経験がない方の場合は、自己紹介書などを作成してもよいでしょう。これらの中には、”志望動機”や”自己PR”などを記入します。

③ 採用面接に関する準備

採用面接が得意という方はあまりいらっしゃらないでしょう。緊張して上手く話せなかったりするものです。入退室を始めとするマナー、そして実際に聞かれることに対しての伝え方などを整え、不安のある方は練習の機会を持つとよいでしょう。

④ 応募活動

ハローワークやインターネット求人サイトなどの求人情報を収集し、自分の希望にそった求人に応募して採用試験を受けます。採用試験はその会社よって実施方法が異なりますが、一般的には書類選考(WEB選考)からはじまり、筆記試験や適性検査、面接と続きます。特に面接では、お互いに良い話し合いの機会となるようにしましょう。

⑤内定・就職

実際に内定すれば、給与など働く条件などの合意をして、晴れて入社となります。

以上就職活動の流れの概観です。疑問点も様々湧くかと思います。埼玉しごとセンターには就職相談を含めた様々なサービスメニューがありますので、これらを利用して良い就職活動にしていきましょう!

若者コーナー キャリアコンサルタント I

最終更新日:2021年09月13日