サテライトトップ就活ノウハウ【2018年度】60歳の転職事情
シニア男性がスマートフォンの画面をながめながらもう片方の手を顎に当てて悩んでいる様子

人生100年時代です。定年後の人生も様々。より輝きながら生きるために、働き方も考えてみませんか。

まだまだこれから。さあどうする?

60歳になり定年を迎えた人たちの選択としては、雇用延長、転職、独立があります。雇用延長を選んだ場合、ある程度望む仕事内容で働き続けることができることが多いでしょう。しかし、多くの企業で給料が大幅に下がることがあります。(概ね、定年前の60~70%)ただし、高年齢雇用継続給付を利用することで減額分を少し補填できます。

また、仕事の責任の範囲はあまり変わらないことがあるので、以前の収入と比較して少し面白くない気持ちになるかもしれません。さらに、65歳までの延長を必ずできる保証もない場合がありますが、今までの経験を活かしながら慣れ親しんだ場所で仕事ができるので安心感があり、転職より気楽かもしれません。

シニアの労働市場

転職の場合、シニアの労働市場はどうなっているでしょうか。

昨今、労働市場は改善され、東京労働局の調査(※)によりますと、有効求人倍率が1倍を超える状況です。60歳以上の求人倍率も1倍を超えています。1倍を超えているので誰でも希望の仕事に就けるかというとそうもいきません。転職者の希望の多くは経験を踏まえてできる仕事を考えていると思います。

希望の仕事の多くは、管理的な仕事や事務的な仕事、若い人たちへの指導などですが、実はそういった求人は多くありません。データを見ると管理的な職業の求人倍率は、0.44倍、事務的職業は0.49倍と厳しい状況です。もし、望むとしたら知人・友人などの人脈を利用していくか、しっかりとした自己分析のもと自身の経験とスキルを強くアピールして厳しい競争に臨まなくてはなりません。

※東京労働局 関東労働市場圏有効求人・有効求職 年齢別バランスシート(一般常用)平成30年3月のデータから引用
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000215824.pdf

シニアに人気のお仕事

60歳以上の求人の求人倍率の高い職種は、保安の職業(警備等)3.85倍、サービスの職業(マンション管理員、調理補助、清掃等)2.65倍、専門技術的職業(介護支援員等)1.78倍、販売の職業(販売員等)1.24倍となっています。

今までの経験をそのまま活かせる仕事は少ないです。机に向かってする仕事ではなく体力を必要とする仕事が多くなります。また、収入面でも退職前の収入から大きく下がることが多くなります。その理由として、パートの仕事が多く、時間、日数が制限された仕事が多くなるからです。

これからの働き方

したがって、60歳を越えてからの転職は、これからどう働きたいか、何がしたいか、何ができるかいつまで働きたいかを明確にして就職活動をしていく必要があります。

また、新たな職場では60歳とはいえ新人です。自分より若い上司の指示のもと働かなければなりません。コミュニケーション力と状況に対応できる柔軟性が必要です。

いつまで、働くかを考えるときに年金についても考えておく必要があります。

年金が支給されるまで働くのか、その後も働くのか。また、支給額によってはフルタイムで働くか、パートで働くか違ってきます。したがって働き方をどうするか考えておきましょう。

自身の経験やスキル、資格を活かしていきたい時は自ら独立して仕事をする選択肢もあります。その場合、独立して仕事をするメリット、デメリットをしっかり押さえてください。独立起業セミナーや支援施設を利用することが良いでしょう。

定年という転機を新しい人生のチャンスとしてとらえよう

60歳の転職状況は厳しいと感じるかもしれませんが、今までのキャリアに拘らなければ、新しい希望の元、楽しくできる仕事を探せると思います。

今、何がしたいか、どう生きたいかをしっかり考えて行動しましょう。

最終更新日:2018年08月24日

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