面接におけるあがり症対策 | 埼玉しごとセンター

面接におけるあがり症対策

埼玉しごとセンタートップ面接におけるあがり症対策

はじめに

ストレスマネージメント(セルフケア)について3回のシリーズでお伝えいたします。
今回は就活に関係する「面接におけるあがり症」について説明いたします。

「私は面接であがりやすく、苦手です」・・・という方が多くいらっしゃいます。では人は何故「あがる」のでしょうか?

  • 自信がないから
  • 慣れていないから
  • どんな質問があるか分からないから
  • 失敗を恐れているから
  • 自分を少しでも良く見せたいから
  • 評価を気にするから・・・等

様々考えられます。そこでその対策の中から4つの対策をお伝えいたします。

 

1.整理と準備

スポーツでもそうですが、事前準備・練習が重要です、選手は大会前にしっかり練習をして、自信をもって、平常心で臨むことを目指しています。

では面接の準備とは・・・

しっかり自己分析をし → 応募書類に、強味や自己PR・志望動機・長所短所が記入展開できている。(自己分析からの一貫性) → そして面接前に練習し確認ができ、自信をもって臨むことができれば大丈夫です。  備えあれば憂いなしです。

 

2.緊張を考えない、隠さない、暗示をかける

  • あまり緊張のことを考えない、緊張に意識を集中しない。
  • 緊張は当たり前、誰でも緊張する、自分だけではないと考え、緊張を受け入れる。
  • 面接前緊張しているなと思ったら「緊張しているな~」と声に出してみると、気持ちが解放され楽になる。
  • そして「準備は万端」「ベストを尽くした」「いつも通りでいい」「自分らしくできれば、きっとうまくいく」等自分に暗示をかける。
  • 面接時緊張しているなと感じたり、答えに詰まったときは「私緊張しています」と素直に伝え少し間をもらう・・・そうすれば正直さや純真さがむしろ評価され、かえって好印象を与えることもあります。

 

3.深呼吸・腹式呼吸

  • 深呼吸をする。酸素が脳に送り込まれ、緊張がほぐれ、頭がさえ、クリエーターな活動が進み、リラックス効果が得られる。
  • 特に「腹式呼吸」が有効といわれています。

  1.リラックスできる姿勢(背を持たれかけ、手をダランと下げ、目はつぶる又は斜め45度を見る)
  2.お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う(4秒間)
  3.そのまま4秒間息を止める
  4.約8秒かけてゆっくり、口から息を吐きだし、お腹を引っ込める
  5.それを2~3回繰り返す。

 

4.筋肉ほぐし法

  • 筋肉に力を入れる → 一挙に抜く ~弛緩するを繰り返す~緊張がほぐれる、体が軽くなる、疲れが取れる等リラックス効果が得られやすい。
  • 首・肩等体の一部分に背伸びをする等一旦力を思いっきり込める(緊張は首・肩に集中する)

   1.6~7秒間、7~80%の力を入れる
   2.ストーンと落とす、10~15秒間、0%近く脱力する
   3.少しつらいと思う位まで上げるのがコツ

  • その他緊張部分に合わせて足・口・指・目等体の対象部分を広げてやってみる。

以上

ミドル・シニアコーナー
キャリアコンサルタント 松倉 壯典

最終更新日:2021年07月12日