『何か最後にありますか?』

面接も終わりに近づき、面接官から「〇〇さん、何か最後にありますか?」と訊かれることがあります。いわゆる【逆質問】といわれるものですね。
この場合は質問に限定しているわけではなく、文字通りなんでもいいわけですが、やはり「特にありません」はさみしい感じが致します。
(仕事への意欲、自社への興味・理解の不足と捉えられることが多いです。)

①    質問が無い場合

　　先ほどまでのお話の中や説明会等々で詳しくご説明いただきましたので、不安や疑
　　問はございません。
　　→ただ無いというのではなく、理由を述べましょう。

②    質問がある場合

　　丸投げ質問はよくないです。
        例えば、入社までにやっておくことはありますか?　(丸投げです。)
        →入社までの時間を〇〇の取得や△△の勉強準備を考えておりますが、ほかに何か
　　　やっておくべきことがあればご教示ください。(自らの考えや行動を述べたうえで
　　　訊く)    

③    質問以外のこと

　・是非、伝えたい、話したいと思っていたが質問されなかったこと
　・先ほどまでの面接で答えはしたが補足しておきたいことや言い足りなかったこと
　・あらためて入社したいという思いや意欲をもう一度

以上です。

面接は扉を閉めて退出するまで続いています。最初の印象と最後の印象が強く残るものなので気を抜かず、早く帰りたいと思わず最後までやり抜きましょう。

若者コーナー
キャリアコンサルタントHK

最終更新日:2021年11月02日