コロナ下の就活 | 埼玉しごとセンター

今年も3月1日に就活が解禁となり、大学3年生の就職活動が本格化してきました。新型コロナウィルスの感染拡大もあり、大学内・外の活動が制限されているせいか、「本当に就職できるかどうか不安で仕方ない」と悩みを打ち明ける方が、例年に比べ多いように感じます。でも、皆同じ条件で就活しているのです。スケジュールを立て、やるべきことを着実に進めていきましょう。

 

企業研究

対面形式の合同企業説明会や面接会がなくなり、情報収集もなかなか難しい状況です。現状ではオンライン説明会や面接会を探して参加することになりますが、大手就活サイトだけでなく、ポータルサイトでフリーワード検索をしてみるのもおすすめです。

業界を絞り込む前に、遊び感覚であなたのキーワード(興味のある単語)を入れてみると、関連企業の名前が出てきます。例えば「自転車メーカー」と入れると、「自転車メーカー一覧 日本」「自転車メーカー 海外」等のリストをみることが出来、数多くの企業名を知ることが企業研究に繋がります。同様に「アンティークショップ 埼玉県」と入れると、県内アンティークショップを紹介するページ等が見つかります。そこから個別ショップのホープページを閲覧できます。     

業界は一つに絞る必要はありませんが、あまりにもバラバラだと志望動機を作成するのが大変です。できれば2~3業界に絞り、しっかり調べ、個別企業に落とし込むようにしてください。
 

エントリーシート(ES)

コロナ下で大学内・外の活動が制限されています。学生時代に力を入れたことや自己PRに書くことを思いつかない人も多いようです。

大学3年間を中心に勉強・部活・アルバイトなどの経験を振り返りましょう。大学時代に部活をやっていない人は、高校時代にやっていたことを思い出して書いてみましょう。人と比較することはありません。こんな小さな経験なんて・・と思わず、それぞれの経験前/後の自分を比べ、出来るようになったことを書き出すのです。あなたなりの「頑張ったこと」「工夫したこと」「学んだこと」があるはずです。それが自己PRに繋がります。

また自己PRは複数用意することをお勧めします。応募企業ごとに求める人物像を研究し、それぞれに合致した自己PRを選んでESに書きましょう。

 

オンライン面接

長引く新型コロナウィルスの感染拡大により「オンライン面接」は増えています。対面の面接と基本は変わりませんが、オンラインならではのちょっとした気配りが印象アップにつながります。面接は第一印象が大切なのは、対面もオンラインも同じです。

先日、「オンライン面接では最初に何と言えばよいのでしょう」と質問を受けました。もちろんあいさつです。マスクを付けている場合は、最初だけとって「よろしくお願いします」と元気に言いましょう。通信環境も気になるので、最初に「聞こえていますか」等と確認してください。

自宅の場合、wi-fi環境が良くない場所、生活音や電車など屋外の音が入る場所もあります。事前に家族や友人と練習し、光の当たり方や背景もチェックしておくと安心です。また万が一の場合に備え、他の端末をサブとして準備しておきましょう。

以上 

若者コーナー
キャリアコンサルタントYT

最終更新日:2022年03月23日