Q.コロナの影響で解雇・派遣切りにあいました。どうしたらいいのでしょうか
A.まずは県の労働相談、労働基準監督署への相談を。
解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)。解雇するには、社会の常識に照らして納得できる理由が必要です。
現在お勤めの企業様で雇用を継続したい場合、まずは県の労働相談、労働基準監督署の相談窓口をご活用ください。
これを機に退職を決意された方は、今までの経験を整理(職務の棚卸)してみましょう。そのうえで、ご自身の経験を活かせそうな仕事内容について検討し、インターネットで探してみましょう。個別相談ご希望の方はハローワーク浦和・就職支援サテライトでは皆さんに合ったサポートを総合的に行っています。ご活用ください。
Q.やりたい仕事(観光、旅行、飲食)での募集がないのですがどうしたらいいですか
A.まずはなぜその業界で働きたいのか向き合ってみましょう。
まずは、なぜその業界で働きたいのか、何を実現したいのかなど自分がその業界対する志望度について考えてみましょう。それでもその業界がいいというのであれば、募集再開を待つのも一つ。その場合、募集が開始したらすぐ応募できるよう、応募先の絞り込みやや応募書類の準備をしておきましょう。
募集の再開を待てない、ということであれば似ている業界(仕事)について考えてみましょう。ほかに同じようなことができる業界はありませんか?あるいは思い切って、今伸びている業界にシフトチェンジするのも1つの方法です。
Q.緊急事態宣言が続いても大丈夫な企業はどこでしょうか
A.生活していくうえで欠かせない事業は今も経済活動を続けています。
医療関係(ドラックストア・調剤薬局)やスーパー・コンビニなどの小売、電気・ガス・水道・交通などインフラを支える業界、公共機関、雇用にかかわる人材業界など生きていく・生活していくうえで欠かせない事業を行っている企業は今も経済活動を続けています。どのような業界が経済活動を継続しているのか、どんな商品の販売数が今伸びているのか調べてみましょう。
Q.感染が怖くて求職活動ができません。どうしたらいいのでしょうか
A.企業に応募し、面接を受けるだけが求職活動ではありません。
インターネットを使った企業探しもそうですが、このタイミングで「どういう職業人生を歩みたいのか」見直してみるいい機会ではないでしょうか。
最後に
埼玉しごとセンターでは様々なコラムを掲載しています。不安な気持ち・焦る気持ちはわかりますが、今できることに集中しましょう。
最終更新日:2021年03月30日