地元で働くという生き方
新年を迎えて気持ちも新たに、新天地で仕事をしてみようという方もいらっしゃると思います。それでも何をしたらいいかわからない。自分に合った仕事はあるだろうかという不安を持つ方もおられるでしょう。何かやりがいのある仕事をしたいという声も聴きます。
新しい価値観を見つけよう
仕事は生活を支えるものであり、金銭的な安定ももちろん必要ですし、自分の時間の大半を占めるので好きな仕事をしたいと思うことも自然なことかと思います。しかしながら個を追求しすぎるあまり選択肢が狭まっている方もいらっしゃり、もったいないと思うこともあります。
社会は大きく変化しており、働き方ひとつとっても大きく変わってきております。雇用環境は多様化し、職業がその人のパーソナリティを表するものではなくなる中で、個人のキャリアと社会の問題は、もはや切り分けることが不可能になって来ました。そんな中でその人がよりよい人生や生活を実現しながら、社会の中で求められる役割を担うことが以前にもまして重要なことになっており、そんな生き方も求められるようにもなっています。
地元に貢献する働き方
その選択肢の一つとして、皆さんが住む地元に貢献するという働き方に注目してみませんか。
埼玉県内には隠れた魅力をもつ中小企業が多くあります。製造出荷額ナンバーワンの企業や、海外進出も果たす企業も沢山あります。交通の要衝でもあり、首都圏という巨大なマーケットを背景に多彩なサービス産業が成長中です。
東京に近い埼玉県民はとかく都内の大手企業に目が向きがちですが、中小企業で働くメリットは労働者にとって多くあります。
大手であれば、仕事が細分化され、任される業務も狭まりますが、中小企業においては即戦力となるため、広い範囲での業務を経験することができ、キャリアを積むことができます。場合によっては経営そのものに関わることもできます。若手社員は早い段階から様々な業務に挑戦できる環境もあります。そういう環境に従事すれば、どこにいっても就業可能なポータブルスキルを身に付けることもできるでしょう。また技術を身に付け、専門性を高めれば、その分野のエキスパートとして職能を極めていくこともできます。
ライフバランスも大切にしよう
私たちは、生涯を通じて、さまざまな役割を担い、毎日を送っていきます。多くの社会人の一番の悩みは、仕事に没頭しすぎると家庭人としての役割がおろそかになることです。誰もが社会で働く中、限られた時間の中で、生活全体としてうまく回っていくようにバランスを取ることが求められます。いわゆる「ライフ・キャリア・バランス」という視点が、これからのキャリアを設計するに当たって不可欠です。地元で働くことは通勤も短くライフバランスもとりやすいというメリットがあります。
地元で輝こう
自分の生活も大切にしつつ、あなたの存在が企業にとって欠かせない、ひいては地域にとって欠かせない人となりうることもできるのです。
埼玉県内で働くという新しい可能性、選択肢をあなたも探ってみませんか。
最終更新日:2020年04月30日