自己PRってどうやって作るの? | 埼玉しごとセンター

自己PRってどうやって作るの?

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応募書類やエントリーシートに自己PR欄があって、それを書くことが求められたり、また面接でも聞かれたりしますよね。でも自己PRって言われても、どうやって作ったらよいのか、そもそもPRすべきすごい経験もなかったりして、そんな時はどうしたらよいのでしょうか。
自己PRといってもいろいろな作り方がありますが、ここでは基本的な、ひとつのアプローチの仕方をご紹介します。 

・自己PRとは 

そもそも自己PRとはなんでしょうか。いろいろな考え方があると思いますが、ここでは 『自己PRとは、自分の魅力・売りを、具体的なエピソードを交えながら伝える文章』 とします。自己PRを書く・伝えることで採用側が引き付けられるようなものを作りたいものですね。 

自分にそんなものが作れるだろうかと思われる方もいらっしゃると思います。でも手続きを経て作っていけば、だれでも作れるものをもっています。自分の魅力や売りを発見することが大切なのです。 
また自己PRを作ろうとしたときに、「PRにするようなことをしていない」、「そもそもそんな大した経験なんてない」なんておっしゃる方もいます。確かに、学生時代、留学したとか、何かで賞をとったとか、そんな経験があれば訴えやすいでしょう。しかし多くの方は、そんな強い経験は持ち合わせてはいないものです。自分なりに頑張ったことからだって、十分に作ることができます。そこから考えてみましょう。 

・自己PRの作り方とは? 

ではどうやって自己PRを作ったらよいのでしょうか?“具体的なエピソードを交えて…”とあるように、ご自身の経験をもとに作っていくことが良いようです。ですから、ご自身の経験から、自分なりに頑張ったことや取り組んだことへの姿勢などを考えてみます。またそこから得たことなども考えてみましょう。 

例えば、学校卒業して3年間ホームセンターでアルバイトをしてきているAさん。アルバイトでは、お客様のお問合せに対して、ともかく速く、かといって間違えのないようすぐにお答えする、またわからない場合も、できるかぎり周りのスタッフに聞いたり、調べたりしていました。これはお客様に迷惑をかけてはいけないという思いからでした。それをわかってか、社員の方からも頼りになると言われ、少し自信が持てたそうです。Aさんはこのようなエピソードをもっていました。

これらエピソードから具体的にどのような良さがあるか、働く人として良い(=魅力)といえることを考えてみましょう。皆さんはこのAさんのどんなところが良いと思われますか?いろんなことがPRできるのではないでしょうか。例えば「スピード感をもって仕事に取り組む」、「お客様を大切にする行動ができる」、「責任感がある」などPRできるでしょう。売りというとピンと来ないかもしれませんが、これらが就職活動で売りになるのです。そしてこういったご自身の良さを一文にまとめてみましょう。この一文と、具体的なエピソードを整理して、くっつければ自己PRとなります。 
 
基本的な自己PRの作り方をご紹介しました。ご自身の良さ、魅力、売りをぜひ探してみて自己PRとしてまとめてみましょう。なかなか一人では難しいなあと感じた方は当センターの就職相談もご利用くださいね。 

若者コーナー
キャリアコンサルタント:TI

最終更新日:2021年09月01日