面接・応募書類上での「ネガティブな退職理由」の言い換え方 | 埼玉しごとセンター

面接・応募書類上での「ネガティブな退職理由」の言い換え方

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転職回数が多く、履歴書や職務経歴書を書くときにためらう方がいます。自信をもって応募書類を作るためにはどうしたらいいでしょうか。

転職回数が多いことで悩む人が増えています

近年、年功序列で終身雇用の時代は終わり、雇用状況は大きく変わっています。地域限定社員や時短、裁量労働制など様々な労働形態ができ、転職もまた当たり前の時代になってきました。

とはいえ、転職回数が多い人がなぜ悩むのかというと、ネガティブな理由で辞めた方が多いからだと思います。

皆はどんな理由で辞めている?

ネガティブな理由で辞めたケースとしてよく聞くのは以下の3つです。

  1. 会社の人間関係が嫌になって辞めた場合、
  2. 仕事でミスをし、自分の成果が悪くて辞めさせられた場合、
  3. ストレスなどにより体調を崩しやめた場合

退職理由は「これから」のことを中心に

それでは上記のような辞め方をした場合、どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。

まずは、会社の人間関係が嫌になって辞めた場合ですが、応募書類や面接で正直に伝えなくても大丈夫です。協調性を問われる時代です。火種になる社員を企業が採用することはありません。辞めた会社の不満を口にするのもやめておきましょう。いろいろな思いがあるとは思いますが、あなたにとっても新しい門出。まずは気持ちを整理し、フレッシュな気持ちで臨みたいものです。大切なのはあなたの「これから」のことです。「以前の仕事を辞めてまでやりたかったことが何なのか」「応募先の会社であれば、それが実現できると思った理由は何なのか」それを上手に伝えられることの方が、辞めたことを正確に伝えることよりも、よほど大切なことです。

次に、仕事でミスをし、自分の成果が悪くて辞めさせられた場合ですが、いろいろな状況が考えられます。あなたが結果を出せなかったこともあるでしょうし、ミスを許してもらえない人間関係があったということでもあります。会社側の指導の問題もあるでしょう。様々なことがあるので、あえて触れる必要はありません。しかしながら、ご自身でこの結果を納得している方も、そうでない方も、きちんと今後のためになぜそうなったのかを振り返り、今後に活かしていくことが必要です。面接では、同じく「これから」のことを上手に伝えるように心がけましょう。

最後にストレスなどにより体調を崩しやめた場合ですが、これは人間ですので致し方ないことです。自分自身の限界を知れたということでもあります。残業などのオーバーワークや人間関係など様々な理由があると思いますが、次回への反省としてはストレスコーピングなど対処法を考えることも必要です。応募書類や面接で話す場合は、現在回復していることや、病を得て学んだことなど、前向きなアピールにつなげることが大切です。

転職回数が多い方へのアドバイス

転職はしてもいいのです。大切なことはぶれない生き方です。あなたはこの転職によりなにを実現したいですか。その熱い気持ちを語ることが出来ればいいのです。そしてまた、多くの職場を経験してきたからこそできるアピールがあるはずです。職場への適応力や業界の知識などです。これまで職種も業界もバラバラで、自信を持てるものがないという方もいるでしょう。そういった方でもどの職場でも活かせるポータブルスキルはあるでしょうし、「これまで一貫して人と接する仕事をしてきた」であるとか、職種以外にも共通項はあると思います。そういった自分だけの軸を探してください。

大事なことは一つです。つまらない理由でやめないこと。きちんと正当で前向きな理由があなたの中にあるならば、私たちはそれを応援します。困ったときは埼玉しごとセンターのコンサルタントにご相談下さい。一緒にあなた魅力探していきましょう。

最終更新日:2021年03月30日