応募書類作成は大変!! | 埼玉しごとセンター

応募書類作成は大変!!

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一体いつ頃からESや職務経歴書を提出しなければならなくなったのでしょうか?

思い起こせば遥か昔、自身の就活は履歴書一本でした。
当時はまだ卒業前にダブルスクールで資格を取得するとか、自己PR強化に繋がる経験値を積むなど事前準備の必要性を意識することなく就活の時期を迎えたような気がします。
アルバイト経験一切無し、卒論も無い(法学部は基本、卒論というものが無いのです。)となると、もし「応募書類、添削して下さぁーい!」と埼玉しごとセンターに持ち込もうものなら、間違いなくダメ出し満載でしょうね。

書類添削の際にまず念頭に置いているのは、大切な個人情報を扱っていることは勿論、こちらを信頼して、その貴重な情報を全面的に託してくれているクライアントさんの思いにできる限り報いたいということです。

持参して頂く書類は様々です。ノートへのメモ書きもあれば、パソコンで作成した7ページにも及ぶ大作まで。
どのぐらい時間を掛けて作って来てくれたのかしら・・・と、有難く拝見しています。
書類の中に見え隠れする作り手の背景や“その方らしい”言葉遣いも尊重し、ご本人にとってより納得感のある表現方法を取り入れるよう心掛けております。第三者が手を加えることで、書類の論理性・客観性をはじめ、分かりやすさ・見易さが増し、初見で書類を目にする採用側の負担軽減にも繋がります。
一緒に書類作成していく過程でよく耳にするのが、「自信があります・・とか、出来ます・・とまでは言えないんですよね。」との、非常に奥ゆかしく控え目な言葉。確かに、面接時に「出来るって書いてあったけど、こんな程度なわけですか?」なんて聞き返されたらどうしよう・・と不安になりますよね。

そのリスク回避として、明言しないまでもニュアンスを伝える言い回しが効果的です。

そこでは語尾の使い方がポイント。 “努めている”“心掛けている”という表現で“まだ出来てはいないけれど、出来るよう努力します“といった姿勢が十分に伝わります。

潜在能力のアピールが採用側の期待や安心感に繋がり、採用への後押しとなればこっちのもの。持参の求人も少なくありませんが、書類選考が大半を占めていることからも、まず先方に“会ってみたい!”と思わせる内容を作り込み、“面接”という大舞台に立って頂かなければなりません。それはクライアントさんとの共同作業の中での最大の目標でもあります。試行錯誤を繰り返しながら練り上げられた書類は、必ずや就活の大きな足掛かりとなるでしょう。面接対策の土台となることもお忘れなく!!

若者コーナー
キャリアコンサルタント KK

最終更新日:2021年06月02日